【着付けレッスン】先生が顔を上に向けるたびに

強烈な臭いを体験した

魚などが入っている生ゴミ…
誰しもが不快に思う臭いのうちの一つですよね。

これがもし、避けられない会話の相手の口臭だったら本当に辛いです。

私は、今４０歳の塾の講師ですが、２８歳教員時代の時の強烈な口臭被害の体験をお話ししたいと思います。

大阪府内のとある和室で、着付けの練習…つまり着付け教室が行われておりました。私は初心者として、毎週そのお教室に参加していました。

今回の口臭の持ち主は着付けの先生なのですが、先生のお部屋は清潔で、決して不潔な方ではありません。

その、強烈な口臭の持ち主である先生は、６０歳くらいで、おそらく入れ歯なのか、歯肉炎なのか、歯が悪かったのかもしれません。

常々「歯が悪いのよ、私」と気にはされていましたが、その口臭の出来事があった日のレッスンまでは一度も不快に思うレベルの口臭はなかったように思います。

その日に一緒にいたのは、私を含めて３人、みんな女性です。

私よりはみなさん落ち着いた年齢でしたので、３０代、４０代の方たちとレッスンを受けておりました。

一番初心者の私は、他のメンバーよりたくさん先生に近づきます。

なぜなら、着付けの練習というのは、かなり顔や身体を近づけて指導するからです。

できない人ほど近くことになります。

その日は、襟元をただす、胸元あたりの指導がありました。

１７０センチの私に１６０センチくらいの先生が向き合うと、ちょうど首元を直す姿勢の時には、先生が上に向いて口を開ける形になります。

先生が、私に向かって喋るたびに、モワッと生ゴミの臭い、しかも魚の腐った感じの臭いがします。

血液が腐るとすごく不快な臭いがしますよね。

あの臭いと、生ゴミを足した感じの臭いです。

一瞬息がとまりそうなくらい辛かったのですが、私は指導を受けている身なので、返事をしなければなりません。

しかしその返事をすると、当たり前ですが息をしなければなりません。

息をするとまた臭う、この繰り返しで、えづきそうな辛いレベルです。

１０年以上たった今もあの臭いは忘れることはできません。

和室の中で、私が耐えていることをもしかすると気付いていた人もいるかもしれませんが、皆さん何もおっしゃらず。

もちろん私もなにも言わずにその教室を出ました。

その後数回参加しましたが、先生の口臭は弱くはなっていましたが、微かに感じるため、それもあってレッスンを受けることを断念しました。

どうしてあんなに臭くなったのか、今振り返るとやはり歯の治療かな？とも思いつつ、自分も気をつけないといけないなと感じています。