【営業先で匂いテロ⁈】「ドブの匂いがする」と言われた私の口臭の話

担当者の一言で自分の成績をも左右するなんて
30代前半(男)で、営業をしていた時のことです。
その日は得意先の会社で、打ち合わせをすることになっていました。
気の知れたお客様だったので、私も、仕事をするのが好きな営業先でした。
その日の打ち合わせは、担当者、先方の新人、私、の3人で、担当者が少し遅れてくるということで、新人の方と雑談していました。
楽しく会話も弾んだころ、担当者がやって来ましたが、会議室に入った瞬間に、ある一言を放ちます。
その一言がこの後、私の成績をも左右することになるなんて、
当時は思ってもみませんでした。
清潔感がある人は臭いにも敏感
担当者は、私と同年代の30代前半の女性。
どんなに忙しくても、身なりがいつも整っていて、服や髪形が乱れていることなど、見たことがありません。
タバコも吸わない方で、まるで空気清浄機のCMに出てきそうな、清潔感を漂わせた方でした。
そんな方だからこそ、「臭い」にも敏感なはずです。
担当者が会議室のドアを開け、入ってくるなり、
「なんかこの部屋、ドブみたいな臭いしない?」
と一言。
その瞬間に私はドキッ!としました。
実は、その打ち合せの2週間前ぐらいから、歯にしみるような痛みがあり、それと同時に、口臭がひどくなっているのを感じていました。
虫歯になっていたんです。
口臭の原因は虫歯によるものだった
後から知りましたが、歯が虫歯になると、口臭もキツくなるようですね。
私の口臭も、虫歯が原因によるものでした。
しかし、
・自分の口臭がどれほどの距離で臭うのか。
・自分の口臭が他人にとってどれくらい嫌なものなのか。
というのは本人には分かりません。
最初は、「何か口が臭いかも」と思うのですが、そのうち慣れてしまうんです。
だから私は、少しくらい臭いがする程度で、他人が気になるほどのものではないだろう。と思っていました。
それが、全くの思い違いでした。
打ち合わせに全く集中出来ず、案件は不成立に
会議室は、私の口から放つ、ドブの臭いで満ちていたのです。
新人さんを見ると、さっきまで楽しく雑談していた、あの新人さんが、口に手を当てて困り顔です。
それは、その口に手を当てた仕草は、
まさか、私への、「口臭いよ」サインだったのか!?
私の口臭がドブ臭いなんて、ショックで、そんな自分を認めることも、受け入れることもできません。
その場では、「そうですかねえ?」と、シラを切るのが精一杯。
私は、恥ずかしい気持ちでいっぱいになり、打ち合わせにも集中できず、頭に何も入ってきません。
考えることは、「自分の口の臭い」のことだけです。
そんな状態だったので、案の定、その案件は成立せず流れてしまいました。 結果、自分の成績も下がってしまうことになったのです。