【昼食に納豆と生卵】もともとキツイ口臭がさらにキツくなり皆不快な表情に…

直接の上司ではなかったがよく相談にのってもらっていたAさん
現在、私は40代、男性、海外在住です。
まだ日本で就業していた20代の頃、今から20年ほど前の話になります。
当時の職場は、GM、契約社員など含めて約10人ほどのグループでした。
オフィスもこのグループのみ収まる程度の小さなスペースでした。
グループ内で大きく2つの分野にわかれていて、私が仕事をしている分野とは別の分野側のサブマネージャー的な立場にあるAさんという方がいました。
当時で50歳前後の方で、あまり仕事のできるタイプではなかったですが、親分肌で経験もありとても話しやすい方でした。
仕事面では、直接の上司ではなかったですが、色々と相談に乗ってもらったりもしていました。
後にも先にもAさんほど口臭のきつい方には出会ったことはない
オフィス内では、この2つの分野毎に机を2列に並べており、Aさんと私とは別の列でした。
さて、このAさんですが、私がこれまで出会ってきた人々の中で、文句なしに口臭ナンバーワンの方でした。
後にも先にもこれほど口臭のきつい方には出会ったことがありません。
席は別の列なので離れているのですが、そこまで微妙に漂ってくるのです。
仕事の件で、面と向かって話す時は尋常ではありません。
また、Aさんが使用した電話にも暫くその臭いが残っていました。
Aさんが転勤するまで誰も言えず
更に、この職場には社員食堂があり、お昼はだいたいの社員が食堂で食事をします。
日替わりの定食がメインでしたが、追加で納豆も頼めました。
Aさんは、納豆が大好きなようで、よく定食にプラスして、納豆と生卵を注文し食べていました。
この昼食後がまた一段ときつかったのです。
元々の口臭に納豆の力が加わり、何とも言えない臭いに変わるのです。
当然、私だけではなく、職場の他のメンバーも同様に感じていました。
ですが、こういう事はなかなか本人の前で言うわけにもいかず、対策を立てるわけにもいきませんでした。
たまに、比較的年齢の近いメンバーとこっそりと口臭きついですね、と愚痴をこぼす程度しかやりようがありませんでした。
女性の写真も何人かいましたが、時々観察していると彼女たちも口には出しませんが、不快な表情を浮かべる事が多々ありました。
結局、Aさんが人事異動で転勤するまでの約1年間、この状況でした。
私は1年でしたが、もっと長く職場にいた人もいましたので、その人にとってはより残酷だったと思います。
昔は言えなかったが今再会したら言ってあげたい
皆さんは、こういう場合どうされているのでしょうか。
あれから20年近く経ちますが、現在の日本の職場事情としては、それとなく本人に伝えてあげる場合もあるのでしょうか。
色々と口臭予防のグッズなども増えてきているようですので、以前と比べて対策ができるようになっているのかもしれません。
Aさんが今どこで何をされているか全くわかりませんが、もし今再会したら、口臭直した方が良いですよ、と言ってあげたいと思います。