【後悔先に立たず】上司に指摘されその時の記憶がない

仕事に集中しすぎて最近彼氏に振られ、ストレスで美味しい食事を食べに行った

私はアラサーで自称キャリアウーマンです。

最近、仕事に熱中するあまり、お付き合いしている彼に振られました。

悲しみに暮れながらも、年柄、結婚願望も芽生えてきた最中での出来事でしたので、このような生活を続けていたら結婚できないのではないかと焦りと不安を抱くようになりました。

一方、仕事は変わらず忙しく、残業が続く日々。

仕事もプライベートも充実していない現状に、ストレスを感じるようになりました。

私は、イライラしたりストレスが溜まったりすると、美味しい食事とお酒で発散する習性があります。

そのため、週の中日の仕事帰りに、急にニンニクの効いた餃子とビールが食べたいという衝動に駆られ、中華料理店に立ち寄りました。

私はニンニク料理を食べた後、口の臭さが数日間続く体質です。

そのため、「明日は仕事だから、やっぱり餃子は食べない方が良いかな。」と一瞬躊躇しました。

ですが、翌日の仕事内容は誰とも接さないデスクワークであったことを思い出し、「明日も仕事だけど誰とも接さないし、まあいっか。」と自分に言い聞かせ、思うが儘にニンニクの効いた餃子を爆食いしてしまいました。

美味しい餃子と冷たいビールのおかげで、身も心も満足し、帰宅。

そして、部屋に入ると、日々の疲れと酔いの影響でそのままソファーで爆睡してしまいました。

そう、歯磨きをせずに。

朝起きると、自分の口の臭さに驚きました。

私は家族からよく「自分では気づいていないかも知れないけど、あなたの口臭はあなたが思っている以上に臭いからね。」と言われます。

そんな指摘のおかげで、私にとっては「少し臭い」程度でも、傍にいる人にとっては「めっちゃ臭い」と感じさせていることを自覚しています。

それ故に、その日の口の臭さは自分でも臭いと感じる程でしたので、周りの人にはかなりの不快感を与える口臭なのではないかと思い、昨日ニンニクの効いた餃子をあんなにも食べ、歯磨きもせずに眠ってしまったことを後悔しました。

ですが、仕事を休むわけにもいかず、いつも以上に念入りに歯磨きとマウスウオッシュで口の中をきれいにし、口臭に効くという牛乳を飲み、フリスクを大量に食べて、誰とも会わないようにひっそりと出勤しました。

「今日はデスクワークだから、誰とも関わらない日。席もパーテンションで区切られているし、あんなに口臭ケアもしたんだし、大丈夫だ。」と思いながらも、同僚や上司が近づいてこないかと気にしてばかりいました。

ですが、仕事を進めていくと没頭し、自分が昨夜餃子を食べて口が臭いことなど忘れていました。

そんな時、若者向けのプロジェクトチームにいる先輩同僚から、「ごめん、Aさん。今、僕らがやっているプロジェクトについて話し合いをしていて、Aさんの意見を聞きたいんだ。至急、会議室にきてくれないか。」と呼び出されました。

普段からお世話になっている先輩のお願いを断ることはできず、すぐさま会議室に向いました。

「失礼します。」と狭い個室の会議室に入ると、上司と同僚が7人、密集して机を囲い座っていました。

私が会議室に入るとすぐ、上司が「昨日の夜にニンニクを食べた人がこの中にいるな。餃子かな。僕は、鼻がすごい良いんだよ。」と悪気なく、自信あり気に呟きました。

すぐに「私だ。」と気付きました。

早く退室したいと思い、席には座らず出入り口付近の少し離れた所から、上司からの質問に答えるようにしました。

ですが、同僚たちが時折見せる鼻を触る仕草が気になり、どんな質問をされ、どのように返答したかも覚えていません。

上司からの質問が終わると、すぐさま自分のデスクに戻り、「会議室に入る前にフリスクを食べていれば少しは変わっていたのかな。」と後悔しながら、フリスクを大量に食べました。

後の祭りですよね。

きっと、会議室にいた上司も同僚も、ニンニクの臭いを漂わせている犯人は私であると気付いていたと思います。

穴があったら入り、そのまま穴に居座りたいと思いました。

そして、翌日仕事であるにも関わらず、欲望のままに餃子を食べてしまうような私だから、彼にも振られたのだと思い、虚しい気持ちでいっぱいになりました。

皆さんでしたら、ニンニク料理を食べても、口臭ケアを行えば、口臭を気にすることはないかと思います。

私の経験からも、ニンニク料理を食べたという友人と近距離で会話をしても、口臭が臭いと感じたことはありません。

なぜ私はこんなに食べ物の臭いが口に残るのだろうか、大好きなニンニク料理は食べない方が良いのかと、日々悩み、困っています。