【直属の上司】口臭が気になっていたけど、部下の私は何も言えずにいた

直属の上司の口臭が気になっていた
これは、私がある中小企業で事務員として働いていたときのお話です。
当時私は20代前半で、その会社で働き始めて1年ほどが過ぎ、ようやく日々の仕事に慣れてきたところでした。
私の直属の上司は40代の男性で、事務員を取りまとめるリーダーというのもあって仕事ができ、人柄的にも尊敬できる人でした。
私は常にこの上司から仕事の指示をもらうので、必然的に1日の中でのやり取りが多くなります。
日々のスケジュール確認や在庫の確認、お客様への対応など、上司との会話は本当に多かったです。
ときには1つの資料を2人で確認しながら作業をすることもあったので、上司との距離が近い状態での会話もしばしば…。
事務員という職務柄、基本的に自分のデスクで座りっぱなしで仕事をするので、コーヒーやお茶、エナジードリンクなどを飲みながら仕事をする人が多く、上司もまたそうでした。
上司はいつもブラックコーヒーを飲んでいて、たまに「ちょっと口臭がキツイな…」と感じるときがありました。
ですが、仕事に集中しなければいけないので、「口臭がしていますよ」などとは言えず、あまり気にしないようにしていました。
ある時からタバコの匂いもするようになった
しかし、ある時から上司の口からタバコの匂いもするようになったのです。
コーヒーとタバコが混ざり合った匂いは、近くで会話をするとより強く香ってきて、思わず顔を背けそうになったこともありました。
コーヒーだけの口臭ならまだ我慢できたのですが、さすがに匂いが強い2つが混ざると、けっこうなインパクトです。
以前まではタバコの匂いはしなかったので、思わず上司に「タバコを吸われたんですか?」とたずねてしまうほどでした。
すると上司は、いたって普通に「禁煙していたんだけど、最近また吸うようになったんだよね」と一言。
それからはほぼ毎日、上司からコーヒーとタバコの混ざり合った口臭がするようになりました。
「口が臭いですよ」なんて自分の上司には言えず、ずいぶんと辛い思いをしました。
「直接そんなことを指摘して、上司が怒ったらどうしよう」、「もしそれで仕事がやりづらくなったらどうしよう」と考えてしまって、とても口臭について触れることはできなかったのです。
退職までずっと我慢して仕事をした
1度だけ、体調が悪いのを我慢して仕事をしていたことがあったのですが、さすがにそのときは上司の口臭がいつも以上に苦痛に感じました…。
が、それでもやはり口臭のことを上司には言えなかったです。
かといって、オブラートに包んでうまく伝える方法も思いつかず、結局その会社を退職するまでずっと上司の口臭とともに仕事をしていました。
上司と部下という関係性で、なおかつ私のほうが部下という立場だったので、やはりどうしても口臭について最後までなにかを言うことはできませんでした。
仮に上司が嫌な人だったら、「口が臭いです!」と言うのも恐くなかったかもしれませんが、とても尊敬できる人だったがゆえに、逆に言いにくくなってしまっていたのかもしれません。
周りの人も、何人かは上司の口臭に気が付いてはいたようですが、私が知る限りでは誰も指摘などをした人はいなかったようです。
(上司の口臭はずっと改善されていなかったので)
職場での口臭は、相手とどのような関係性でもなかなか指摘しづらいですが、とくに部下から上司というのはとくにそうなのではと思います。
さらに、1日の多くの時間を一緒に仕事をするので、1度口臭が気になるとそれ以降はずっと気になるようになってしまいます。
「気になるけど、言えない…!!」という非常に悶々とした、辛い体験でした。