【目標の先輩だったのに】タバコのせいか歯が黄色かった

1つ年上で教育係の先輩と一緒にランチ
私は医療事務としてクリニックで働いている30代の女性です。
女性ばかりでとても雰囲気が良い職場ですが、一人だけ口臭が気になる方がいました。
今回はその方についてお話させていただきます。
入社してすぐの頃、その方は教育係だったので一緒にいることが多い人でした。
一回り以上年上の方ばかりだったのですが、その方は1個上で質問もしやすく、自然に心を開くことができました。
色白で美人な方で、この会社に入って良かったなぁとも思っていました。
仕事の要領も掴んできて、新人研修期間も終わったころです。
それは、彼女と一緒に休憩を取った時でした。
お弁当を食べながら雑談しているとなんとなく隣から異臭がして、でも何の臭いなのかわかりませんでした。
生ごみのような臭いだったので、休憩室の排水溝を掃除中なのかな、と思いましたが確実に彼女から漂ってきていました。
彼女の歯をよく見るとかなり全体が黄色く着色してしまっていて間近でみると思わず目をそむけたくなるような感じでした。
今までロッカーも近いわけではなかったし、仕事中はマスク着用なのでその日まで気づきませんでした。
何とか臭いを我慢しながら会話しましたが、こんなに至近距離で会話するのが辛いのは初めての体験でした。
さらに彼女は食後は歯磨きはしないようで、たばこを吸いに席を立ちそのまま戻りませんでした。
口臭に気付いてから誘いを断るようにした
昨日までの目標の先輩にしたいと思っていた気持ちが全くなくなるくらい衝撃を受けました。
どうして自分で気づかないのか、もしかしたら他に気づいている人は誰もいないのかも、と不安になりました。
彼女はこっそりと他部署の方とお付き合いしていました。
彼氏は気にならないのか、のろけを聞かされる度になんとなくもやもやとした気持ちになりました。
私が距離を取りたい一方で、彼女は私のことを気に入っていて、職場では苗字にさん付けがルールでしたが、あだ名で呼んで来たり誕生日にはプレゼントをくれました。
最初はごはんに行くことはありましたが、二人っきりで会うことは絶対にしないように私は決めていました。
温泉旅行にも誘われましたが、予定があるフリをしてやんわり断り続けてしまいました。
後輩達も気付いていた
入社から1年経ち、後輩が沢山入ってきました。
ある日、休憩中に一人が話しかけてきました。それは、私が1年間誰にも話せず我慢してきたあの件についてです。
「○○さんの口臭やばくないですか?」
「え?やっぱりそう思う?」
「やばすぎます。マスクするしかないですよ!タブレットあげてみます?」
「いやぁさすがに本人には言えないよ。」
「ですよね。」
そんな会話をして以来、私も苦痛を共有できる人が増えて気持ちが楽になりました。
後輩たちとは気が合い、プライベートでもよく遊びました。
ただ、彼女に心を開く子はおらず、なんだか壁ができてしまったようでした。
なぜなら彼女は人が充実してきた頃から仕事をさぼるようになり、エチケットの面と仕事の面、両方でがっかりしてしまいました。
合同飲み会の場で…
他部署と合同の飲み会で営業の男性と席が一緒になり盛り上がっていた時です。
彼はかなり酔っぱらっていて
「○○さん、歯黄色くない?」
結構な大声で発言しました。
私はお酒を飲んでいなかったので一人でひやひやしました。
後輩たちも大うけしてその話題でつい盛り上がってしまいました。
彼女は2つ隣のテーブルにいましたが、こちらを気にしていたような気がしました。営業の方には人気があるとばかり思っていましたが、やはり男性も歯の綺麗さを気にするんだと再認識しました。
翌日から彼女は休憩室でお昼を取らなくなりました。
あの会話が聞こえてしまったのかどうかは定かではないですが、距離を取るようになったと思います。
ただ、彼女の口臭はなおっておらず、段々とコーヒーを飲む回数も増え、たばこ、コーヒー、元からの臭いが混ざっていてひどくなる一方でした。
その後移動、結婚へ
そして、タイミングが良いのか悪いのか彼女が異動を言い渡されたのです。
遅刻・欠勤が多い人で、以前から勤務態度が人事で問題になっていました。
送別会も、本人は号泣していましたが私たちは誰一人泣かず。
もちろん異動後は連絡を取り合うことはありませんでした。
今年、彼女は結婚して母になったと聞きました。
結婚が決まった時も職場では口臭は大丈夫だったのかなと話題になりました。
彼女が話題に上るときは、もう口臭のことがセットになっており、その印象が強すぎてどうすることもできなくなっています。
今でも時々、正直に早いうちに口臭について指摘できていたら、と思うことがあります。
気さくで患者さんには人気がありましたし、この件がなければもっと仕事上でも良いパートナーになれたと思います。
加齢と共に口臭に悩む女性が増えると聞いたことがありますので、自分でのケアを怠らず、気持ちの良い人とのコミュニケーションが取れるよう心掛けていきたいと思っています。