【バーのバイト】1人の客の口臭に耐え切れず、バイトを辞めた

5年間続いたバーのバイト
私が5年間勤めたバーでのバイトの出来事。
どんなバイトをしても続かない私がここまで続いたのは初めてだった。
あの男と出会うまでは…。
先輩たちが1人のお客について話していた
20歳になって高校生からバイトでお世話になっていた飲食店をキッパリ辞め、夜の世界へ転職した。
お酒も飲める歳になったし、地元で酒豪と呼ばれていた私は勉強がてらショットバーでバイトすることになった。
初めはお客さんと上手く話せず、お酒の作り方もわからない私はなんでこの職を選んだのだろうと後悔した。
次第にスタッフやお客さんと打ち解け、様々なお酒を作れるようになった。
ある日、古株のスタッフ達が何やらざわついていた。
「あの客来てるよ、最悪。息できないし。」
そのお客さんは私も何度か話した事がある。
とても気さくで女の子に優しいイイ人だった。
まだ新米の私は話に入って行けず、聞き流す事にした。
そのお客の対応をしていたら、オナラの臭いがした
私がその人(以下Hさんだとする)の前に着き、注文を伺いながらたわいもない世間話をしていると、オナラしたのかな?と疑うようなガスの漏れた匂いがした。(スカしたのか。音が出ないオナラ程臭いもんな)と、その場を流しまたしばらく会話をしていた。
それから2時間位が経過し、ウイスキーをストレートで飲んでいたHは徐々に酔っ払っているのが伺えた。
笑い声が大きくなり、私にセクハラじみた下ネタを投げかけてきた。
ここまではどのお客さんもやることだし、当たり前のように接していた。
次の瞬間、またオナラのような匂いが私の前に立ち込めてきた。
この人お腹痛いのかな?大丈夫かな?と思っているとHがむせ出した。
むせたと同時にあのオナラの匂いがする。
私は鼻を掻いた。
オナラの匂いは実はHの口からしているものだった。
そのお客の対応に耐え切れず、バイトを辞めた
お酒の匂いとオナラのような匂いがして何度も吐きそうになってしまった。
さっきスタッフ達が話していたのはこれか!と。
Hの口臭の酷さはスタッフに留まらず、他のお客さんにまで届いていたようだ。
後日こっそりあの人の口臭は酷いという話題になり勝手に話のツマミにしていた。
そんな事も知らず、常連だったHはありがたいことに毎日のように飲みに来ては匂いを発していた。
もう接客したくないと泣き出すスタッフもいるくらいだった。
私が出会った中でお口が臭いで賞1.2位を争うくらいの口臭の持ち主だった。
やっぱり自分では気づいてないようだ。
私はなるべく別のお客さんの相手をするように勤めたが、耐えきれずに辞めてしまった。
あの客のせいかわからないが5年勤めた子はいないという。
辞めてから久しぶりにそのバイト先に客として飲みにいった。
Hが角の席に座っていた。
頭上には換気扇がり、隣には誰も座っていなかった。