【車という密室空間】いくら良い話でも口臭のせいで全く頭に入らず

仕事でミスをしてしまいお得意様を怒らせてしまった
私は現在40代の男性です。
30代のときに営業の仕事をしていたのですが、口臭がひどい上司から説教され地獄のような辛い思いをしたことがあります。
私が働いていたのは某メーカーでした。
さまざまな企業を廻って仕事を取ってくるといういわゆる営業職。
ある日のこと、私は仕事でミスをしてしまい、お得意様の担当者を怒らせてしまいました。
同じ部署の上司が謝りに行ってくれたおかげで事態は収拾。
しかし、会社に帰ってきてからその上司から大目玉を食らったことは言うまでもありません。
そのとき、「今後について話し合おう」とその上司から言われ会議室で説教を受けることになりました。
ところが、たまたま会議室に臨時の来客があり、仕方なく、社用車の中で話をすることになりました。
地獄の40分間の始まりだった
しかしそれが地獄の40分間の始まりでした。
社用車で使っていた車は軽自動車。
その密閉空間に運転席に上司、助手席に私が乗り込み、説教の時間がスタートしました。
もちろん仕事でミスをして上司から説教を受けるというのは辛いものでした。
しかし、それに加えて、ある辛いことが起きる嫌な予感がしていました。
それは、その上司の口臭です。
普段からその上司は口が臭いと社内でも噂になるほどでした。
私も普段仕事をしていてその上司の口臭のことを大いに感知していました。
そんな上司の口臭をあるとき他の社員が指摘したことがあるのですが上司は憤慨。
逆にその社員をとことん説教して泣かせた話も社内では専らの噂でした。
つまり、その上司を短く説明するならば「口が臭くて説教好きな上司」ということになります。
車という狭い密室で延々と説教された
空気清浄機が作動している会社のオフィス内でも口臭が噂になるぐらいです。
ですから、軽自動車という狭い密閉空間での臭さは想像以上の臭さだったということは言うまでもありません。
車に入ってその上司が口を開くや否や、生ゴミを10年くらい寝かしたような、不快な臭いが私を襲いました。
私は思わず顔を背けました。
すると、「お前、人の目を見て話を聞けよ」と言われ、渋々その上司の目を見ながら説教を受けることになりました。
「お前のミスで一体どれだけの人が迷惑したか知っているのか?」
「今後、どこを改善して仕事にのぞんでいくつもりなんだ?」などと質問されました。
質問されるたびに私は極力、鼻で息をしないように口でモゴモゴと回答していました。
すると「お前、そのもごもごしたしゃべり方はなんだ?もっとハキハキしゃべれよ」と叱られ、途中からは鼻でも息をしながら回答をせざるを得なくなりました。
地獄のような説教の時間は40分にも及びました。
良い話をしてくれたが全く頭に入ってこなかった
途中からはあまりの臭さに吐き気をもよおし、気を失いそうになりました。
会社をクビになってもいいから、1分でも早くこの車から出たいと正直なところ思いました。
上司からすると、私に時間をかけて説教することで、仕事の腕を上達して欲しいという親心があったのでしょう。
確かに良い話をしてくれたのは事実です。
しかし、口臭がひどすぎて、話のほとんどは頭に入ってきませんでした。
その上司からの説教を受けて分かったのは、どれだけ良い話をしたとしても、口が臭い人の話は聞いてもらえないということです。
口臭は人間関係において重要だと改めて分かりました。