【五つ星ホテル】完璧な先輩の唯一の欠点は口臭だった

コンシェルジュの仕事は身だしなみが大事
私はアラサーの女性です。
仕事は一応、五つ星ホテルのコンシェルジュをしております。
仕事柄同僚たちを含め、女性は身だしなみにはとても気をつかっております。
例えばメイクをしっかりするのはもちろんの事、お客様に手元を見られることもあるのでネイルは月2回、まつげエクステのリペアも小まめに行い、美容院で月1回はトリートメントと言った具合です。
パーフェクトな先輩の唯一の欠点が口臭
そのような努力をして美しくなっても、一瞬で人のイメージをダウンさせてしまうのが口臭です。
と言うのも、会社で私の2年先輩にキレイで仕事も出来るまさにキャリアウーマンという素敵な女性がいました。
後輩みんなの憧れの先輩です。
私は運良く彼女いるチームに移動となり、一緒のシフトで働けることになりました。
そこで知ったのです。
パーフェクトだと憧れていた彼女の唯一の欠点!
それが口臭でした。
先輩はランチ後歯磨きをしているのに臭った
最初気になったのは休み明けの月曜日、申し送りを聞いているときです。
「昨日は休みだったし、ニンニクでも食べたのかな」と思いました。
でも次の日も、その次の日も彼女からは強烈な口臭が放たれていました。
そして気付いたのです、ランチの時もミーティングの時もみんなさり気なく譲り合って、彼女の隣には座らないようにしているということに。
もちろんランチの後には歯磨きをしていますし、不潔そうなところは何も見受けられません。
それでも来る日も来る日も彼女の口臭に悩まされ、憧れの先輩ではありましたが、私もなるべく一定の距離を保って接するようになってしまいました。
臭いというのはデリケートな問題で、なかなか人に指摘することができませんし、自分でも気が付きにくい本当にやっかいな問題だと感じました。
とうとうお客様から指摘されてしまった
そしてとうとう、彼女の口臭がとても気になるとお客様からのコメントに書かれてしまったのです。
そのコメントは社内サイトで公開されるため、社員みんなの知るところとなってしまいました。
彼女にかけられる言葉は何もありませんでした。
その後の部署異動で彼女と接する機会はほとんどなくなったのですが、気付いたのきにそれとなく何か言えていたらよかったかなと、後悔しています。
そして私自身も気付いていないだけで、周りに口臭で不快な思いをさせているかもしれないと不安になり、口臭チェッカーを購入して持ち歩くようになりました。
どれだけ魅力的な人であっても強烈な臭いを放つ口臭は、生理的に誰も受け付けないので本当に気を付けなければと学んだ一件でした。