【転校生】臭いになれたと思っていたのに、夏休みが明けたとたん

2学年上の転校生
私が小学二年生のことでした。
私の小学校はバスでの通学で、毎日決まったところを決まった時間に決まった人を乗せていくスタイルでした。
そんなバス通学の中で、ある時、2学年上に転校生が来ました。
その子は、再婚して私の地区に来た女性の連れ子で、中国の方でした。
私の小学校では、転校生は珍しく、少子高齢化の影響を大きく受けている地区だったためほとんど全ての人と顔と名前が一致するほどの田舎でした。
当然、その転校生とも仲よくしようと私は挨拶しました。転校生は、にっこり微笑んで私に挨拶を返してくれました。
すると、驚きました。
嗅いだこともない異臭がした
当時の私では、嗅いだこともないようなひどい異臭がしました。
私は、その挨拶しかその日言葉を交わさなかったので、気のせいだと思っていました。
しかし、何度も顔を合わせるにつれ、話しかけられるようになった時、それは一瞬で確信に変わりました。
その子が私の方を向かず話しをしているときはそうでもないのですが、私の方を向いて話をすると、鼻が曲がるような非常に不快な匂いがしてくるのです。
例を挙げるなら、生魚が腐ってドロドロになった時のような匂いでした。
そんな口臭を嗅いだことなかった私は、本人が自分で気づいてないので、そっとしておいてあげようと思いそのまま、その匂いを我慢していました。
ある日を境に臭いが強烈になっていった
しかし、その転校生が転校してきてから3カ月ほどたったある日に話しかけられた時でした。
いつもより数段すごい匂いが私の嗅覚を震わせました。
私は、本当に吐きそうになりました。
転校生は、私がなぜこんなことになっているのか知る由もなく、ただ、大丈夫?と聞いていました。
その転校生は、いい子で口臭以外は褒められるべき人だったのですが、口臭は本当に最悪でした。
また、その日を境にどんどんと口臭が強烈になっていきました。
ですが、人間とは怖いですね。
それもなれるのですから。
そんな日々を送っていた私に巡ってきたのは、夏休みでした。
夏休みの間は、毎朝訪れるあの臭い匂いもなく過ごしており、快適な私生活でした。
慣れたと思っていたのに
しかし、夏休み明けです。
また、転校生が私の前で話すと非常に強烈な匂いで、私は我慢できず吐いてしまいました。
転校生には、ちょっと体調が悪かっただけだと伝えていました。
そして、その日が終わった後、転校生はまた別の場所へ転校したらしいです。
それが、私の小学二年生で自分の口臭は気を付けよう、朝ご飯食べたら歯を磨いてから、登校しようと決めた事件でした。