【自覚はある】だからいろんな病院に行ったのに、ただ恥をかいただけ

自分の口臭は人を不愉快にさせる程
40代後半、女性、無職です。
あれは、20年くらい前のころだったと思います。
電子辞書の不具合を見てもらうため、お店のようなところにいました。
その場にもう一人、男性の客がいました。
私の顔を見て、ポケットからフリスク的なものを取り出し、食べました。
その男性と私は、1メートルほど離れていました。
向かい合ってはいませんでした。
自分の順番がやってきたので、どのように具合が悪いのか女性店員に向かって説明していると、「ここの調子が悪いんですよね!」と強い口調で言われました。
私は、「あっ、この人私の口臭が不愉快でもうしゃべるな」と言いたいのだな、と思いました。
それ以上説明する必要もなかったので、私は黙りました。
自分には口臭があるという自覚はありましたが、こんなに人を不愉快にさせるほど臭いとは……。
ただただ傷つくだけでした。
勇気を出しいろんな病院に行ったが治らず
その頃、今でもそうなのですが、引きこもりと言っていい状態だったと思います。
1週間に1回? いや、2週間に1回くらいしか家から出ず、英語の勉強などをしていました。
人が苦手でした(今でもそうです)。
実際は臭くないのに自分が臭いと思い込む病気があります。
でも、私の場合は実際に臭いです。
結構高価なにおい測定器を買い、確かめました。
このまま自分の臭いを気にして人と触れ合わずに生きていくことはよくないことじゃないのかと思いました。
そこで勇気を出して、「私、臭いんですけど、治せますか」と歯科医院に相談に行きました。
大きな病院にも行きました。
でも、無理でした。
恥ずかしい思いをしただけです。
マスクをあまりつけない先生なのに私の時はつけていた
歯科医院は、結構長く通いました。
歯科医院でも傷つくことはありました。
その歯科医院では、患者一人に対し一つのブース的な場所で治療します。
あまりマスクはつけない先生でした。
ある日、先生が私のブースに入ってくるとき、マスクをつけるのを見てしまいました。
私の視界に入らないところでつけてほしかった。
先生は、人の口臭に慣れているはずなのに。
私の口臭は、医者でも我慢したくないほどのにおいなのか……。
効果が出ないまま歯科医院に何年も通い続けるのは精神的につらくなってきたので、「私は、いつまで通うことになるのですか?」と先生に尋ねました。
先生は、「もうこなくていい」と突き放すように言いました。
臭いから来なくていいという意味ではなく、頑張れない人は来なくていいという意味だったと思います。
結構頑張って通ったんですけど……。
いまでは歯科医院や病院などでの治療はしていません。
ただ、口臭がなくなるのを祈るだけです。