【私が担当したクラブ】1店舗だけフローラルとは別の臭いがしていた

女性では珍しいクラブの黒服として入社
うわっ、臭い…
そう思ったのは入社してすぐのことでした。
私は20代前半の時に、女性としては珍しいクラブの黒服として入社しました。
15名ほどいる黒服の仲間、在籍の女性合わせて約50人近くを覚えなければなりません。
6店舗中これから私が担当するお店以外の挨拶回りを終え、最後にここがこれからお願いする店舗だよ、と紹介されました。
クラブは女性がたくさん在籍するお店ですので、基本香りに関してはその店舗ごとに配慮されています。
もちろん、今挨拶回りに行ったどの店舗もフローラルのような香りがほのかに香っていました。
しかし、なぜか私の配属される店舗だけ、フローラルに混じって変な香りがするのです。
マネージャーが話す度異臭が…
違和感を感じながら奥へ進むと男性が2名いました。
「これからお世話になります、Eと申します。」
すると、恰幅のいいメガネの男性が
「この店舗のマネージャーを務めています、Yと申します。あちらがKです」
と紹介してくれました。
この時に私はこの異臭の原因を知ってしまいました。
マネージャーYが話すたびに、異臭が直撃するのです。
そう、口臭が部屋の中に充満していたのです。
ただ、今まで一緒に働いているはずの私と同い年くらいのKさんも、今店舗を紹介して回ってくれている専務も特に表情を変えていません。
私自身香りに敏感なほうでしたので、もしかしたら他の人はあまり感じないのかもしれない…と思いながら仕事をはじめました。
耐え切れなくて専務に相談した
マネージャーYは電子タバコを吸っていました。
もしかしたらこれが原因かもしれない…と思いつつ、なるべくそばに寄らないように仕事をしていました。
しかし、人数も少ないことももちろん女性の会話の邪魔をしないように接客中黒服同士は話さなければならないため、耳元で基本話をします。
もちろん臭いも直撃するので、いつも息をしないように耐えながら仕事をしていました。
2週間が経った頃、あまりに耐えきれなくて専務に相談したら、
「前々から女性たちから相談を受けててね…」
と、話してくれました。
Yさんは1食で3合のご飯とカレーを流し込むような生活をしている方らしく、消化不良の香りが上がってきているのではないか、とのことでした。
マネージャーは口臭対策をしてくれたがより悪化してしまう
私の名前を伏せ、女性たちからという名目で専務が個別にYさんを呼び出し注意をしてくれました。
次の日から口に直接シュッとかける口の臭い消しを持ってきてYさんは対応してくれていましたが。
ただ、その臭い消しの香りと口臭が今度は混ざって外に放出されるのでさらに異臭感が増してしまい、女性からのクレームが殺到しました。
見かねた専務が、Yさんに臭い消しの飴を渡していましたが、口に合わなかったのか全然食べず変化なしでした。
耐えきれず、私は結局店を変えてもらい別な店舗で働くようになりました。
口臭はもちろん、匂いに関しては本人に直接言いにくい場面の方が多いです。 体調はもちろんですが、香りの自己管理も大切なのでは無いかと、しみじみ思った私の体験です。