【忘年会帰り】旦那の同僚を乗せたら今までに経験したことのない臭いがした

忘年会が終わり旦那を迎えに行くと…
年末の忘年会シーズンに体験した密室でのお口の臭いの体験談です。
会社の忘年会に出席した私の旦那さん。
時間と共に夜も更け、「そろそろ二次会が終わるので迎えに来て欲しい」との連絡が入り、車でお迎えに行くことになりました。
待ち合わせの場所に車を停め旦那さんが来るのを暫し待っていると、程なくしてこちらに向かって来る旦那さんともう一人の姿が見えました。
見覚えあるその人は旦那さんの職場での同僚Aさんでした。
私も初対面と言うわけではなく、何度かお会いして面識もあり、私は運転席に座ったまま、助手席側の窓を開け社交辞令的な挨拶を交わすと、旦那さんが「Aさん送っていくので頼むよ~」とお酒も入りご機嫌な様子で言われ、Aさんも調子よく「奥さ~ぁん すみませんねぇ~ お言葉に甘えますぅ~」とこちらもヘラヘラとご機嫌で調子よく、断るに断れない雰囲気だったので、愛想笑いを浮かべながら「Aさんお久しぶりです、楽しそうですね、送りますのでどうぞ!」と旦那さんの職場での立場を思って良き妻ぶりを演じ、Aさんを送っていくことになりました。
旦那の同僚を送って行くことになった
旦那さんとAさんを後部座席に座らせ、向かうはAさんの帰るお家です。
待ち合わせした場所からAさんの自宅まで車で30分ほどかかります。
我が家とは正反対の方向で、明らかにタクシー代を辛抱して利用されているなと感じましたが、旦那さんのお迎えの時間まで自宅で待機していた私は、街路に煌めくイルミネーションを見ながら気分転換に夜のドライブも兼ね、たまには遠回りもいいかもしれないと、特に不満を抱えることなく車を走らせることにしました。
年の瀬も近い季節柄、私が住む冬の街は、寒さは一段と厳しく半端ない地域です。
夜はマイナス5~10度ほどに下回り、身を刺すような痛みを感じるほどです。
この日も変わることなく非常に寒く、車内は暖房でガンガンに温めており、寒さで冷えていた二人は溶けるような感じで“ぐだ~っ”と背もたれに深く身を沈める形で座りました。
ミラー越しに見る二人の姿は40歳後半の立派な中年オヤジで、ダンディと言うには程遠い、中年太りの一般的に脂ぎっているサラリーマンです。
酔いの勢いもあり、車内で盛り上がる二人の会話にはついて行けず、私は黙って聞いていました。
2人を乗せてしばらくすると嗅いだことのない臭いが!
しかし二人を乗せAさん宅に向かう道すがら、ものの5分も経たないうちに、普段嗅ぐことのない生臭いにおいが私の鼻孔を突き刺してきました。
「何?この臭い」一瞬息が止まり、何が臭ってくるか考えました。
飲食店での料理やアルコール、たばこの煙や焼き物など、色々な臭いが混じって付着した服の臭いとは明らかに違う臭い。
生臭く、魚と肉と卵が腐ったような臭いとでも表現すれば良いのか、とにかく耐えられないほどの臭いでした。
普段臭う旦那さんの臭いとは異なる、まさしくAさんのお口から放たれる臭いでした。
旦那さんだけなら何の遠慮もなく、「臭いから窓開けるわよ」と言えるのですが、Aさんに失礼のないようなかける言葉が見つからず、動くことがままならないほど思考が停止した私は、その臭いから解放されたくて、一声かけることなく車の窓を一気に下げ車内の空気を入替ようとした瞬間、「今夜の寒さは堪えますねぇ~ 車内は暖かくて快適ですぅ~ 奥さん助かりますよ~」とふにゃふにゃ笑みを浮かべながらご機嫌なAさんによる
まさかのお言葉が。
幸せそうな2人の姿を見たら窓を開ける事が出来なかった
後部座席ですっかりくつろぎ半分眠りについた状態のAさんと旦那さん。
何の心配もない幸せそうな二人の姿。
ここで窓を全開にし、外の凍てついた空気を入れ替えることがAさんの感謝の言葉で阻まれることになってしまいました。
空気を入れ替えることができず、おまけに暖かく快適な車内の温度はAさんの口臭の強烈さを増し、我慢していることを気付かれないよう、息を止めながら私は最小限の口呼吸しかができませんでした。
この密室の空間でAさんのお宅までは車をとばしてもまだ20分はかかります。
その20分は長いか短いか。
もはや愛想笑いや、相槌、世間話、気配りもできないほど、Aさんの口臭に打ちのめされてしまった私は、 “これは旦那さんのためなの? 我慢しなければいけないことなの?…”と気分転換に浮足立って出てきた寒い冬の夜の街に、遠回りして車を走らせたことに何の意味を見出せば良かったのでしょうか?