【進退がかかる程の試合】相手の口臭で集中力が切れそうだったが冷静になり勝利

私の仕事はアスリート
20代 男性 アスリート
口臭で辛い経験はほとんどの方が経験しているのでないかと思う。
私も、そのうちの一人で、思い出すだけでも、当時の臭いが蘇ってくる。
当時も今も、私はアスリートとして収入を得て、生活していた。
アスリートのジャンルは、格闘技である。
格闘技のどんな種目をしているかについては、話が逸れてしまうため、ここでは割愛させて頂く。
アスリートの仕事は、練習をして、時には身体のメンテナンスをして、試合で結果を出す。
至ってシンプルだが、結果を一定以上出せないと、収入を得られなくなってしまうデメリットもある。
負け越している相手と対戦していた時強烈な臭いが!
ちょっと長い前置きになってしまったが、本題に入ろう。
格闘技は、人と直接肌と肌でぶつかり合うスポーツのため、他のスポーツに比べ、相手の口臭を至近距離で受ける確率が高い。
私は、当時自分の進退がかかるくらいの、ある重要な試合に出場していた。
対戦相手は、負け越している相手だった。
そのせいか、いつもの試合に臨むときより、かなり気合いが入っていたと思う。
私は、序盤からペースを上げて対峙した。
そのとき、「クサッ!」と強烈な臭いを感じた。
格闘技をしている以上、相手の口臭を臭ってしまうことは少なくない。
だが、当時は集中力を阻害されるくらいの強烈な臭いだった。
臭いを言葉で例えると、渇いた胃液のような臭いだった。
このような強烈な臭いだったからといって、負けるわけにはいかない。
「相手の口臭が臭くて勝てませんでした。」なんて、言い訳にならないし、したくもない。
集中力が切れそうだったが口臭を言い訳に負けたくなかった
私は、一瞬脳内がぐらつく程の口臭を我慢して、「相手のペースに合わせず自分のペースでやろう」と、冷静になって試合を進めた。
序盤から、自分のペースで臨んだからか、相手の攻撃をうまくかわし、結果として判定勝ちを収めることができた。
自分の進退がかかった試合だからか、大きな喜びと安堵感が沸いた。
当時を思い返すと、鮮明に蘇る。
口臭とともに(笑)。
もしかしたら、相手の口臭のおかげで「これではいかん」と、かえって冷静になり、自分のペースで試合を進められたのかもしれない。
歯磨きを忘れるほど緊張していたのか口が乾いていたのか
なぜ、当時は相手の口臭があんなに臭かったのか。
私としては、歯磨きを忘れるほど緊張していたか、緊張により口が渇いたせいではないかと推測している。
緊張していると、無意識にやっていることを忘れてしまうし、何より口が渇きやすい。
口が渇くと、口臭が臭うとテレビで観た記憶がある。
何はともあれ、私は相手の口臭に救われた感がある。
最後に、相手の口臭が強烈だったが、自分の口臭も今後相手に臭われる可能性が高い。
(もしかしたら、当時の相手も臭っていたかもしれない笑)
今後は、口が渇かない程度に緊張しないようにしておくことと、歯磨きはしっかりしていこうと思った。